イチロー選手の記事を目にする事があって、私はイチロー選手の熱烈なファンでは無いのですが、イチロー選手の写真や記事が掲載されているのを見かけると、今やってる事の手を止めてでも見たり読んだりしてしまいます。
これがイチロー選手の魅力なんでしょうが人を惹きつける力がとてつもなく大きい方だなぁと感心します。
記事の中でメジャーリーグ19年目となる今季は1月に入ってマリナーズとマイナー契約をかわされたそうです。
インタビューの中でイチロー選手はこのように答えておられました。
イチロー「(マイナー契約でも)もう一度、グランドに立つチャンスがあるだけで十分です。(所属が)決まってない状態って、どんな未来が待っているか全く想像ができない。去年はひょっとしたら辞めなきゃいけないという可能性もあったわけで。説明するまでもなく(去年とは)精神状態が違う。
分かりやすく見えている目標に向かっていけることと、ぼんやりまでもいっていない目標に進むのとでは、自分の支えになるものが全く違う」
以上の内容を話されている記事を読みましたが、イチロー選手ほどのスーパースターでも不安になったりする事があるのだから、自分が不安になってしまう事は当たり前のことで不安な気持ちを持っている自分を認めてあげようと感じました。
そして、そのあとにこのよう記事もありました。
【先入観との戦い】
若返りを図るチームの中で自分の立場は理解している。
ただ45歳の現役選手を年齢だけで判断しようする先入観とは、徹底的に戦ってきた。
イチロー「一緒にするな、と思ってます。だってそれまで、どうやって過ごしてきたか、どうやって鍛錬してきたかによって、同じ40歳、45歳でも全く違いますから、才能だけでやってきた人間と、一緒にしてほしくないです。」
日米通じてプロ野球選手として積み重ねた27年で培った技術。鍛えた肉体への自信は揺らぐことはない。
と書いてあるました。
イチロー選手というと究極にストイックなイメージがありますが、私のイチロー選手に対する印象は、野球をしている時も、人と話しをしている時もそうですが「楽しそう、面白い事が大好きな人」というイメージです。
これがイチロー選手の魅力なのかなぁと思います。おそらくものすごい厳しいトレーニングを日々積み重ねてると思いますが、それを辛いと思うのではなく、楽しそう、面白そう、と心で感じながら日々過ごしているような印象があります。
最近自分も実践している事があります。何かにチャレンジしてうまくいかなかった時(うまくいかなかった時の方がかなり多いのですが)うまくいかなかった事に固執してしまい、(やっぱり自分には無理だったんだ)とか(やめておけば良かった)とか考えて自分で自分を否定しまう癖があります。
でも最近はうまくいかなかった出来事と、自分がダメなんだ、と思うことは切り離して考えるようにしてます。
自分がダメだから、うまくいかなかった、自分にはその物事をやれる力がなかったんだ、そもそも自分なんて、などマイナスイメージを持ってしまうと物事がそっちの方向に向かって進んでいきます。
それならば、今回はうまくいかなかったけど(チャレンジした自分はすごい、かっこいい、次こそ必ずうまくいく)と思うことにしています。
ある本で読みましたが、自分の脳は強く思った事や、感じた事に向かって自分の行動を無意識のうちに導いてしまう、らしいです。
おそらくイチロー選手のような方々はマインドコントロールが優れていると思うので、結果的に体現されていくような気がします。
まずは自分の最高の友達である、自分を認めることからはじめましょう
なるほどなぁと思う電子書籍を書いておられる方がいたので紹介させていただきます。下記のURLからアクセスできます。