登山 行蔵の雑談日記

山登りが趣味のおじさんです。自分が好きな事、気になった事を雑記でつぶやいています。

日本の貧困層は拡大しているの?

 


格差社会は広がっつているのか?

最近のテレビやラジオ等で貧困層が拡大していると騒がれていますが、本当にどれぐらい拡大しているのか?というところにスポットを当てたいと思います。

 

 

一つの国の中で所得格差について測る指標として二つあります。

一つは相対的貧困率、もう一つはジニ係数と呼ばれるものでジニ係数のジニはイタリアの統計学者のコッラド・ジニさんの名前をとったものです。

 

 

まず相対的貧困率について世帯一人あたりの可処分所得(税金や社会保障費を引いた手取り額)を上から順番に並べて真ん中の額の半分に満たない人の割合を出した数字となってます。

 

 

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簡単に説明すると収入が0万円~100万円の所得の人がいるとして全員が1万円刻みで所得が違っていると中央の人の所得は50万円になります。その半分ですので25万円に届かない人を相対的貧困層と呼んでいます。

 

 

もう一つのジニ係数について、世帯ごとの所得がどれだけ分布の差が大きいか、というところから格差の大きさを測る指標になってます。

一番格差が小さいのが0一番格差が大きのが1、この数字と数字の間で格差の大きい小さいを測るということになっています。

 

 

ただこのジニ係数というのは、単純に収入だけで比較をしてしまうと、大きく外れた数字が出てきてしまいます。なぜかというと収入が少ない人は比較的社会保障とか社会福祉を受ける立場ですので、収入以上の生活をすることが可能である。逆に収入が高い人はその分高い税金を取られますので実際の収入よりも生活レベルは低くなってしまいます。

 

 

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社会保障社会福祉所得の再分配と言われていますが、この所得の再分配が行われた後、格差が是正された後の数字で比較をするというのがジニ係数となっています。

 

 格差が拡大してるという事実はない?

 

このジニ係数が記載されているのは、所得の再分派報告書というものが有り、だいたい3年に一度くらいでてきますが、最新の更新で2014年度版になります。

2014年度版の再分配所得ジニ係数のは0.3759という数字なんですが、前回の調査の数字が0.3791なのでデータ上は下がっていますので全体の格差は微減したことになります。

政府が発表している数字が信じるに足りると判断するならば、現状の日本の格差は減少傾向にある事になります。

 

 

 

だだ国全体としては所得格差は減ってきているのかもしれませんが、年代別に見ると所得格差が拡大していると感じている方がいるようです。

この背景には雇用形態による賃金格差があるのではないかと言われています。正社員と非正規社員の収入格差が現状の格差なんだと思われます。

 

 

格差とはなんなのか?

 

すでに沢山お金をもっつている人は、そのお金を投資などで運用することによってさらにお金を増やすことができる。

だから金持ちはどんどん金持ちになって、一方で労働者は金持ちに搾取されながら低賃金で働いている、とうい構図が一般的になってます。

 

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 そもそもなんでお金をもっている者と、持たざる者に分かれることになったかというと歴史を溯って人類が農耕をおこなうようになってからと言われています。

それまで人類は集団生活を送る中で、山でとってきた獲物と、川や海で捕まえてきた魚や飲み水などをお互いに物物交換して生活していました。この時までは格差と呼ばれるほどの差はなかったのだと思います。

 

 

 

この生活スタイルは自然と共に暮らしていますので、台風や地震、気象変動などによって山の動物や川、海などの魚や飲み水などが取れなくなると、たちまち集団が全滅の危機にさらされることになります。

 

 

 

そこで約12000年前に人類は土地を耕して穀物を育てる「農耕」という事に成功しました。人類が自然の恵みだけに頼らず生活できるようになったのが約12000年前ということになります。

 

 

 

これにより人類は作物を余らせて貯める(貯蓄する)ことに気がつきます

これにより人類の運命は変わることになります。

 

 

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物を余らせて作物を貯蔵して富を貯めておくことを覚えた人類は、その後貯蔵した作物をスムーズに交換するために通貨を考え出します。

物と物を交換していたことから、物をお金に変える、またはお金を物に変える事が可能になりました。

このことを先に考えた者が広大な土地を手に入れたり、穀物などを貯蔵しておいてお金と交換して富を蓄えていく事により、もてる者と持たざる者に分かれていったようです。

 

 

経済が爆発的に発展していったのは中世の時代に造船技術の発展によって海を渡って他の国と貿易が始まった大航海時代と言われています。

 

 

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他の国の物と自国の物を交換することで物の価値が上がることに気がついた商人達によって一気に経済が発展し莫大な富を持つ者と、それに仕える者に別れました

数々の困難を乗り越えてきた歴史の中で現在のような経済社会が形成されていったのだと思われます。