登山 行蔵の雑談日記

山登りが趣味のおじさんです。自分が好きな事、気になった事を雑記でつぶやいています。

死ぬ瞬間の5つの後悔

生きている限り、すべての人に死が訪れる。にもかかわらず、命の期限を知ったとき人はなぜ後悔するのだろうか

 

死ぬ瞬間の5つの後悔

死ぬ瞬間の5つの後悔

 

 

この本の中に登場する、ほとんどの患者は、自分にはもう時間が残されていないことを知っている。
しだいに身体は衰えて、一人で動き回ることすらままならない。そのときに物資的な欲や、他人の思惑などにとらわれる必要などなかったと気づき、自分にとって本当に大切なことが見えてくる。そして、それを後回しにしてきた自らに怒りを感じて、後悔するのだ。

 

介護者として患者に寄り添ってきた著者は、自己肯定感が低く、ありのままの自分を受け入れてもらえなかったというトラウマを抱えていた。患者たちが彼女に胸の内を明かすのは、彼女独自の経験によって培われた傾聴力と人間性によるのかもしれない。やがて患者は後悔している自分を許し、受け入れることで、穏やかなときを取り戻し最後のときを迎えていく。

 

死を目の前にした人の後悔は、大枠として「死ぬ瞬間の5つの後悔」にまとめられるという。そして根本の原因は、自分の本心に向き合わなかったことにある。

 

この本を読むと、自分の人生が愛おしくなってくる。いつ人生の終わりがやってくるかはわからない。自分の人生に棘のように刺さっている「気がかり」はないだろうか。今、自分自身を変えられれば、後悔しないように人生を歩んでゆくことは可能だろう。また諦めていた大切なものを取り戻せるかもしれない。後悔しない人生とは何か、改めて考える価値があるテーマかもしれない。

 

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死ぬ瞬間の5つの後悔は「自分に正直な人生を送ればよかった」「働きすぎなければよかった」「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」「友人と連絡を取り続ければよかった」「幸せを諦めなければよかった」である。

 

もし死の間際になって、自分の人生を後悔したとしても、ありのままの自分を受け入れて、自分を許すことで、心の平安を手に入れられる。

 

後悔しない人生を生きるには、自分に正直に生き、すべての幸福に感謝することが大事である。

 

自分が望む人生とは

著者が在宅介護を担当した緩和ケアの患者グレースは、小柄な身体に大きな愛情を秘めた女性だ。グレースの結婚生活は50年以上にもおよんだ。自分の役割を果たし、子供や孫の成長に喜びを感じる一方で、暴君の夫のために辛い思いをしてきた。そのため夫から離れて旅することや、あれこれ指図されず、シンプルで幸せな生活を送ることをずっと夢見てきたのだ。

 

彼女の夫が終身の老人ホームに、入ることを了承したときは、解き放たれた思いだった。しかし待ち焦がれてきた自由を手に入れてまもなくグレースは不治の病によって寝たきりになってしまったのである。

 

グレースは死に直面してはじめて、やりたい事をやる強さを持てなかったことを後悔し、自分に腹を立てていた。世間体を気にして、他人に期待されるとうりに生きてきたことは、自分で選んできた道である。先を恐れて何もできなかったことに気がついたのだ。

 

グレースは最後の日、著者に「自分に正直に生きてちょうだい、他人にどう思われるかなど気にしないで」という言葉を著者に遺した。

 

著者が在宅介護の仕事をする中で一番多く聞いた後悔は「自分に正直な人生を送ればよかった」という言葉である。そして自分に正直でいるためには勇気が必要なのである。

 

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