登山 行蔵の雑談日記

山登りが趣味のおじさんです。自分が好きな事、気になった事を雑記でつぶやいています。

パワハラは耐えるべきなのか?

サラリーマン体験談

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先日、昔の友人に会った時の話になるのですが、一通りの思い出話をした後に今の仕事についての話をしだした後、その彼が「あ〜あ明日から会社にいきたくねぇな〜」と話だした。

 

最初は夏休み明けて学校に行きたくない小学生みたいに気持ちが落ち込んでるのかと思っていたが、どうやら様子が違うようで、話を聞いていくうちに深刻な気持ちが伝わってきた。

 

どうやら友人は、会社にソリのあわない上司がいるようでいわゆるパワハラを受けているのだという。

 

「お前はバカなのか?」「クビになりたいのか?」と同僚や部下達の前で罵倒されたり、終電ギリギリの帰宅時間に、大量の仕事を押し付けられて結局タクシーで帰宅したり。

 

友人はもともと真面目で繊細な性格なので、かなり弱っていましたが、「いや、これぐらいことで上司と問題を起こすわけにもいかないし・・・」といっていました。

 

彼の務めている会社は「体育会系」として有名な会社で‘これぐらいのことで’文句を言えるような会社ではなかったようです。

 

可愛そうだな、と思いましたが私にはどうすることもでませんでした。実際にはこのような事が、黙認されている会社がいまだに多いのだと感じます。

 

私はパワハラやセクハラなどの異常行動の原因の一つは終身雇用と年功序列、そして愛社精神だと思います。昭和初期から日本で急速に広まった終身雇用と年功序列のもとでは、よほどのことがない限りは、社員はクビにならず上に行くほど高い給料を受け取り、企業にとっては非常に高いコストになります。

 

この仕組みを支えるために、給料は安くても体力は持っている若手社員をとにかく働かせるのです。

そのためには新卒で入社した段階から撤退的に上の言うことを聞く、会社の部品としての精神を叩き込まなければなりません。だから新人研修では、よくある体育会系のシゴキのようなことが行われることが多かったのです。

 

例えば、ありえないほどの酒を飲ませるとか、

酔っ払って先輩のお酌をし忘れたら殴られた。なども聞いたことがあります。

 

会社によっては「精神を鍛える」と言って過酷な山登りをさせたり、滝行をさせたり・・・そんな会社まであったのです。

話だけ聞くと笑ってしまいますが、実際にやらされたら大変だと思います。

 

冷静に考えれば、会社の仕事との合理的な関係性などまったくありませんが、「愛社精神を養う」とか「集団で働くことの意味を叩き込む」とか言って正当化されてしまうのです。

 

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本来なら社員と会社の関係というのは、「仕事を行う者」と「その引き換えに給料を支払うもの」の契約関係しかないはずです。

 

そこに日本独特の「愛社精神」という曖昧なものが入りこむと、常識的・理性的に考えたら許されないことが、正当化されてしまうのです。

今は、マスコミや社会もイジメ、パワハラ、セクハラに厳しくなり、昭和のころよりは、かなり減ったと思いますが、今でもこの様な企業もまだあるのでしょう。

 

現実的にはパワハラ、セクハラがまったく無い会社は少ないのかもしれません。

数年前にも日本を代表する広告代理店で、パワハラと過労を苦にした社員の方が自殺されました。

広告業界を代表するような企業で、社会人を目指す学生たちの憧れのような企業でも、この様なことが行われているのです。

 

よく「体育会系」なんて意味不明なことを言う会社は「ブラック企業」ということが多いと思います。

最近ではブラック企業、時間外労働、パワハラ、セクハラなどに対する世間の風当たりは厳しくなっていますが、それでもそういうニュースは無くならないですよね。

 

社会全体の意識や、会社で働いている人達が「一人一人の意思を尊重し、理不尽なことは理不尽だと」言える世の中にならないと、パワハラ、セクハラなどは無くならないのかもしれない。

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