登山 行蔵の雑談日記

山登りが趣味のおじさんです。自分が好きな事、気になった事を雑記でつぶやいています。

世界基準で学ぶ。日本はすでに先進国ではない、2030年代を生き残るために今から始めることとは何か?

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日本の社会や教育はガラパゴス化している!

約150年間、日本の教育システムは基本的に変わっていない。これは教育関係者以外にはほとんど知られていない事実だ。日本の教育制度は、明治から太平洋戦争まで続く富国強兵・殖産興業の国策を支えるべく、兵士や労働者を効率的に育成するのに最適化されたシステムだ。それゆえ敗戦で民主化された戦後においても、質の高い労働者を大量生産することができた。その結果、戦後日本は急激に復興・発展し、奇跡的な高度成長期を経て、20世紀末には世界で2番目の経済大国へ上り詰めるにいたった。

 

しかしここにきて急激に、この教育システムの制度疲労が明らかになった。GDP成長率で見ると、日本はほとんど伸びていないのである。この経済成長の停滞は、日本の教育システムの硬直化と完全にリンクしている。 

 

一方で日本が停滞している間に、海外ではルールを変えて新しいゲームをつくる人たちが現れ、まったく新しい産業のプラットフォームを生み出したり、流通そのものを激変させたりしている。アマゾンを例に取ると、「本は本屋で買う」というルールが、「ネットで注文し、翌日には届けられる」というように変化した。音楽もデジタル化されてダウンロードで入手するようになったし、タクシーはスマートフォンのアプリで呼ぶのが常識だ。

 

世界では、そのような変化が同時多発的に起こっている。しかし日本人だけ昔とまったく変わらない仕組みの中、のほほんと暮している。教育は150年間変わらず、同じことを何回も正しく繰り返す能力を持った職業人が重宝され、記憶力テストで優秀な成績を収めた人が公務員や官僚になっているのだ。

 

学習は未来の自分への投資である。学歴ではなく学習歴へ投資しよう!

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学歴を考えるときに忘れてはいけないのは、「教育は投資である」という厳然たる事実だ。日本の場合、大卒は高卒に較べて、生涯年収が約6千万円多いというデータがある。しかしこれからは、単なる学歴ではなく学習歴、「貢献できる可能性や提供できる付加価値」を問われることになる。何が必要な投資かを見分け、最終的に自分の価値へと変換する能力、マネタイズする能力が欠かせなくなってくるだろう。

 

教育への投資を世界目線で長期的に考え、そこからのリターンを人生においてどう得るのか。その正しい方法論を学ばない限り、大学は出たものの、労働生産性の劣る未来のない日本企業で、大切な時間と人生を切り売りする生活に陥りかねない。

 

やがて文句を言わない大人しい日本人は、アジア企業からも安く買い叩かれるようになるかもしれない。それが日本の学生が直面している現実であり、しかも多くの学生が気づいていない現実なのだ。

 

世界的に大変化の時代が到来している。これからは変化に対応できる人材が必要になってくる!

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時代の変化は正確には予測できないし、10年後の社会で何が要求されるかは想像がつかない。だから日本が成熟しながらも活力を維持し、世界と対等に共存していくためには、「変化に対応できる人材」を早急につくらなければいけない。そのような人材を育成するには、学び方や働き方の変化を踏まえ、学び直すことが自由にできる社会であることが必要だ。

 

長いあいだ日本の教育システムは、「勝手に変化しない」「素直に命令に従う」「繰り返し能力の高い」人材をつくるのに長けていた。だがこの教育システムを、変化し続ける時代に対応できるものに変革しない限り、日本は早晩滅びることになるだろう。

 

資本主義は冷徹である。お金に使われないために基本的なルールを理解しよう!

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株式会社は誰のものか? それすらわかっていない大学生がいる。ベンチャー企業を目指す元気な学生ですら、「私たちの会社を成功させます!」などと語る。

 

残念ながら資本主義の世界において、株式会社は株主のものだ。どんなにすばらしい社員がいたとしても、その人が会社を所有できるわけではない。雇用される側にすぎないからだ。こうした事実は中学や高校で教わらない。そのため会社法などを学ばない限り、「会社は誰のものか?」という、資本主義でもっとも根源的な問いの意味すら理解できないのである。

 

日本の教育は子どもたちに、この資本主義の残酷な基本ルールをなぜか教えない。まして変わりつつあるお金の意味についても、誰も教えてくれない。現在における日本の教育にはさまざまな欠点があるが、これは間違いなく最大の欠点だと思われる。

 

これからは個人の価値も、変動相場制になっていくだろうと思う。

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労働者派遣法が改悪され、経団連会長やトヨタ自動車の社長が「企業が終身雇用を続けるのは難しい」と明言する時代だ。もはや企業も社会も、個人を守ってはくれない。近い将来、国も国民を守り切れなくなるだろう。

 

これからは資本主義のもと、個人同士が戦うことになる。そしてそれはグローバルな戦いであり、日本独自のルールは通用しない。一人ひとりの値段は、かつての固定相場制のような決められたものから、価値が常に変動する変動相場制に変わる。世界標準に自分を変えていかなければ、生き残ることはできない。

 

学びの本質とは何か?日本型教育では得られないもの。日本人は失敗を恐れすぎる!

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日本人は国際基準から見ると、異常なくらい失敗することを恐れる。しかし海外のビジネスシーンでは、失敗の経験はむしろ積極的に評価される。その人の経験が豊かだと判断されるからだ。

 

転職回数も同様である。日本で転職はネガティブに見られがちだが、海外でトップクラスのビジネスパーソンは、転職とともに着実にキャリアアップを重ね、自分の付加価値を高めていく。その過程でも、失敗は成功と同じく、キャリアを諮るうえで重要な経験値として扱われる。

 

人生は選択の積み重ねである。

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人生のゴール設定が重要なのは、目標さえ決まればそこに到達するために、何がどのくらい必要かを逆算できるからだ。何歳までに何をしなければいけないのか、どういう経験を積まなければいけないのか、どういう学びをしなければいけないのか、どういうスキルを習得しなければいけないのかなど、すべて逆算できるようになる。一方で「いつまでに◯○しよう」ではなく、「いつか○○しよう」という人はそれができない

 

ゴールがイメージではなく、具体的な数字であるほど達成する確率は高くなる。たとえば成功したとあるサッカー選手は、子どもの頃に立てた目標に向かって、毎日タスクを実行していたそうだ。世界で結果を出しているすごい人たちは、計画を立てて、それを無心に実行し続けているのである。

 

ゴールを決めると、その目標を常に意識するため、選択肢が潜在的にゴールの方向へと向かう。「勉強をする、しない、さぼる」という選択肢がある時、「医学部にいく」という目標があれば、「する」という選択になるだろう。現在のあなたの姿は、これまで選択してきた結果の積み重ねなのだ。

 

2030年代を生き残るために今から始めることとは!

 

日本の沈没を止めるには、10年後の日本と世界を変えていく人材を養成するしか方法はないと考えた時、大学からでは遅すぎるかもしれない。

 

人生100年時代といっても限りがある。その中で、とくに高校の3年間というのは感性豊かで、アイデアが溢れている時期だ。人間として無限の可能性を秘めた、まさに人生のゴールデンタイムといえる。大人になると多くのしがらみや理不尽な仕組みに惑わされ、アイデアを削られていきがちだ。しかし本来の高校の3年間は、そうしたものにとらわれることなく自由に発想できる、貴重な時期なのである。

 

受験勉強は時間の無駄になっていくだろう!

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日本の教育システムはこの貴重な人生のゴールデンタイムを、意味のない受験勉強のために費やさせている。年号の暗記や穴埋めテストなどの不毛な勉強に、多くの時間を使わせているのだ。

 

たしかにインターネットの普及以前は、しっかり記憶しなければ「知識」とはならなかった。しかしいまは必要に応じてスマートフォンやパソコンで検索すれば、知識や知見が無限に得られる時代だ。社会に出てからも、仕事に必要な知識はインターネットで調べながら、まず何かをつくり出す、プロトタイプ型開発やアジャイル型開発が世界の標準となっている。

 

常に変化して、成長する。

日本の労働環境は大きく変わってきている。このグローバル化した世界で生き残るには、環境の変化に自分を適応させるか、起業などによって変化を起こす側に身を置くか、どちらかしかない。常にアンテナを高く、圧倒的な量の情報を集め、フィールドを日本に限定することなく、自分を最適化していける環境を追い求めていくべきだ。

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