登山 行蔵の雑談日記

山登りが趣味のおじさんです。自分が好きな事、気になった事を雑記でつぶやいています。

消費税10%までもうすぐ、キャシュレス化もさらに加速!1円玉廃止論も浮上する

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1年で1.5億枚「溶解」生産も減少

 10月に消費税が10%になりますね。

10%になれば、今までつり銭用として流通していた1円玉の出番はさらに減る見込みです。それに加えて世の中のキャッシュレス化が、急速に進んでいる模様で、今後1円玉は廃止を検討する動きも出てきている模様です。

 

桜の通り抜けで有名な造幣局大阪市)の保管庫には、使い古しの1円玉を5000枚ずつ詰めた袋が山積みとなっており、溶解処分を待っています。

 

ほぼ100%アルミニウムで出来ている、1円玉を溶かして、原料として使っている民間業者に売却されるためである。

 

1円玉を始めとする貨幣は、日本銀行で損傷や汚れが有る物が回収される。かつては新しい1円玉を作るためにリサイクルされていましたが、ここ数年は業者への売却がほとんどだという。

 

この1年で売却されたアルミニウムは約150トン、1円玉に換算すると1.5億円分だが、売却価格は約3000万円と、5分の1になる。

 

背景にあるのは、1円玉の需要の減少である。1955年に始まった現在の1円玉の流通量は、2002年の407億枚をピークに減少傾向が続き、2019年は376億枚となった。財務省は毎年、需要などに応じて製造する貨幣の量を見直しているが、2011年以降は原則、5円玉、10円玉などと共に、製造年を揃えた収集家向けの「貨幣セット」用に40万~60万枚程度を製造するにとどまっている。

キャッシュレス直擊

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1円玉の製造量は消費税率にも左右される。お釣りで使われることが多い1円玉は、3%の消費税が導入された1989年から3年間「大量生産」された。税込の価格が端数になることが多いと見込んだためで、3年間で計75億枚に達した。一方、税率が5%にとなった1997年以降は大きく減少した。

 

ところが2014年に異変が起こる。

税率が8%になるのに伴い、翌2015年と合わせて2億枚超を製造したが、財務省の想定ほど需要量が伸びなかった。原因は「キャッシュレス化」が進んだためであると分析された。

 

日本政府は2025年までにキャッシュレス決済比率を現在の倍となる40%に高める目標をあげている。来月の消費税10%導入後はキャッシュレス決済で買い物をすると、ポイントを還元する制度が始まり、1円玉などの貨幣はさらに流通量が減る可能性が高い。

1セント硬化の明暗

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キャッシュレス化が進んでいる海外では、少額の硬貨を廃止する動きが相次いでいる。カナダでは2013年までに1セント(=0.8円)硬貨の製造と流通をやめた。銅や鋼製でコストが1枚1.6セントと通貨の価格を上回っていたためである。これで年間10億円弱の予算削減になったらしい。

 

一方でキャッシュレス大国のアメリカではペニーの愛称で呼ばれる1セント硬貨の廃止論が浮かんでは消える。1990年以降で廃止法案が何度も議会に提出されたが、5年前の世論調査では存続派が70%と多数を占め、廃止には至らない。

アメリカ国民に根強い人気がある、エイブラハム・リンカーン大統領の肖像が刻印されており、拾うと幸運を招く「ラッキーペニー」として親しまれていることも影響しているようである。

 

日本の1円玉も、1枚製造するのに「2円~3円のコスト」がかかる、と言われているが1円玉の廃止論も話し合われている中、どういう議論が繰り広げられるか注目である。

 

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