グーグルなどが量子超越性実証に成功!従来型のスーパーコンピューターを凌駕する性能を示す
米グーグルなどの米独の研究グループは、量子コンピューターが現在のスーパーコンピューターよりも速く計算できる事を示す「量子超越性」の実証に成功したと、23日付けの英科学誌ネイチャーに発表したという事です。
今までのスーパーコンピューターでは、約1万年かかってしまう計算を、3分20秒で解く事ができたという。
この記事を読んだ時に、数字のスケールが大きくてどれくらいすごい事なのかわからなかったのですが、私がすぐに頭に浮かんだのは、未来SF映画などに登場する人間のように判断したり会話するコンピューター(私の世代だとナイトライダーと言う海外ドラマに出てくる、会話して独自の判断で主人公のサポートをする未来のコンピューターを搭載した車)をイメージしました。
A Iのような今までの世の中に存在していなかったテクノロジーがまた一つ増えたのか?と言う感想でした。
〈次世代コンピューター〉と呼ばれる量子コンピューターとは?
量子コンピューターは、光など波と粒子の性質を併せ持つ「量子」を利用した、従来型と全く違う仕組みの計算機。現在のコンピューターは「0」と「1」のどちらかの状態を表す「ビット」を使って計算する。量子コンピューターは、「0」と「1」の両方の状態を同時に取れるという量子が持つ特殊な状態「重ね合わせ」を利用し、多数の計算を並列して処理する。
量子コンピューターを巡っては、世界中で開発競争が激化。2011年にカナダのベンチャー企業「Dウエーブシステムズ」が世界で初めて限定的な用途に特化して商品化したほか、米IBMなども開発を進める。
グーグルが今回解かせたとしているのは特殊な数学の問題で、通常のコンピューターで扱うような幅広い計算にそのまま用いられるわけではないという。
とてつもないパワーを持つコンピューターの出現が起こる?
メタルデウス(機械仕掛けの神)のような存在が未来にはいるのだろうか?
まだまだ改良されていくのでしょうが、とにかく恐ろしく性能の良い新型コンピューターが誕生したという事なのでしょう。
私はこのような記事を目にするとワクワクするのですが、何故か冒険心を駆り立てられるような気持ちになります。
10年後の未来では、このような新しい世代のコンピューターやテクノロジーが世界に普及しているのかもしれませんね。