こんにちは登山行蔵です。
山の季節はすっかり秋本番になってきて紅葉も綺麗に色づいていました。
久しぶりに、中部エリアのクライミングの聖地と呼ばれる御在所岳に登って来ました。
ちなみに私はクライミングはやらないので、今回は一般道では無いけれども、少し岩登りの要素もある(本谷)ルートを登りました。
当日は三連休の中日ということもあり、朝7時過ぎの時点で登山者用駐車場はもちろん、鈴鹿スカイラインの車道脇にある車が停めれるスペースはほぼ埋まってる状態でしたが、運良く一台駐車できるスペースを発見して準備を始めました。
車を停めたのが中道コースに近い場所だったので、本谷ルートの登山口まではすぐに到着できました。
本谷ルートは基本的に沢を登ってゆくので、この様な岩がゴロゴロしている場所を岩の隙間から登れる所を探して登って行くスタイルです。
岩を登る感覚を掴むにはちょうど良い練習になると思いますが、一般道の様に登る道がはっきりとはしていないので道迷いには充分注意する必要があります。(所々にマーキングや色付きテープはあるのですが見落としてしまいがちです)それと台風などが通過した後は木が倒れていたりして、前回通ったルートでも風景が変わっていたりします。
今回も何箇所が木が倒れていました。最初はルートを知っている方と同行することをお勧めいたします。
体幹が少しは強くなった気がする?
まだ一か月くらいですが、スポーツジムで登山時の体力をつける為に鍛えている効果か?わかりませんが、あまり息も上がらず軽快に登る事ができます。
登山口から約1時間30分くらい登ると、不動滝と呼ばれる滝が現れます。
滝の奥がちょっとした洞窟のようになっているので、水が落ちる音が反響していてかなり響いています。それと滝の上に蓋のように巨大な岩が挟まっていて落ちて来そうな気がして少し怖いのです。(いつから岩が挟まっているのかわからないですが自然は偉大な芸術だと思う)
不動滝の左の斜面に巻道があるので、登ってゆくと先程見えていた不動滝で蓋のように見えていた大岩の上流に出てきます(結構な急坂になっています)
ここで少し休憩してエネルギー補給してから先に進む事にします。
上の方を見上げるとロープウェイが登って行くのが見えています。乗っている人に手を振ってみたけどわからないみたいでした。
さてジョーズ岩と呼ばれているサメの頭のように見える岩が見えたら山頂はもうすぐです。
最後の急坂(ほとんど垂直に見える斜面を登り切ると一ノ谷新道に出てきてすぐに大黒岩と呼ばれている名物岩が見えて来ました。
この岩の後ろに回り込むと、切り立った崖になっていて晴れている日は、四日市市内から伊勢湾までが綺麗に見渡せるポイントです。
大黒岩から15分くらい登ると山頂に着きました。日曜日と言う事もあり、家族で来られている方が多かったです。
さすがロープウェイを使うと山頂まで15分くらいで着くので(私は山頂まで3時間くらいかかって登っています😊)手軽に標高1300m級に登れる山として人気があります。
山頂は周回できるので、色々な景色が見えます。みなさん気に入った場所にレジャーシートなどを広げて持参したお弁当などを食べていました。
私も空いている場所を見つけて、前回の北アルプス登山の残りのアルファ米とカップラーメンで腹ごしらえを済ませて下山することにしました。
山頂では動いていないと、やはり風は肌寒いので冬山に向かう気配を感じました。
私にとっては今回の登山が今年最後になりそうです。
来年はまた、違う山に挑戦することを考えながら帰路につきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次回お会いしましょう!