この物語の主人公はあなたです。
「仕事は楽しいかね?」と誰かに問いかけられた時に、あなた(私)ならどう答えますか?
この本は全部で、3部作になっており今回ご紹介しているのが最初の1作目になります。
物語はこの様な回想から始まる。
「不思議なことに、不運は得てして幸運に変わり、幸運は得てして不運に変わる。
幸運も不運も、私はもはやあまり信じなくなっている。
あるのはただ、巡り合わせだけだ。
たとえば、これ以上ないほど最悪の条件で始まったある夜の話をしよう」
と言うくだりから、物語が始まります。
あまり本書の内容を書いてしまうとネタバレになってしまいますので、この続きを読みたい方は図書館で検索するか、本屋さんで探してみてください。
ちなみに私は古本店で見つけて購入致しました。
仕事だけでは無くて、人生においても参考になる事が多い本でした。
本書は単に成功するためのノウハウを語っているのではなく、もう少し広く人間について、人との出会いの大切さや、人間の持つ不思議さなどの「人の持つ大切な何か?」を伝えようとしていると思います。
著者はデイル・ドーテンと言う方で、1980年にマーケティング・リサーチ会社を起業しマクドナルド、3M、P&G、コダックなどを顧客に持つ全米でもトップレベルの会社にまで成長させています。
新聞に執筆したコラムが好評を博して、執筆活動を開始し現在全米を代表するコラムニストです。
最近ではAmazonオーディブルでも、ナレーターの方が朗読されている本の内容を音声で聴くことができます。
私は紙の本でも読んだのですが、Amazonオーディブルでも購入して通勤時間などを利用して聴きながら内容を思い出しています。
ちなみに今はAmazonオーディブルでアドラー心理学で有名な「嫌われる勇気」を聴いています。
最近ではAppleのAirPodsなど便利なイヤホンがたくさんあるので利用しています。
コロナショックでの自粛期間に自宅の本棚にあった本を改めて読み直しているのですが、間違いなく名著だと思いますので、もしよろしければ一読されることをおすすめ致します。