先が見えない時代に思うこと!
今日一日を精一杯生きる!
「先が見えないとか、変化の激しい時代」と言われている昨今ですが、この傾向はコロナウィルスが感染拡大する前からも、さまざまな読み物やメディアで議論されていました。
それがコロナウィルス感染拡大でいきなり急変動、急加速してしまったので多くの人が将来に不安を抱えています。
先のことを考えて進学する学校を選んで、将来的に安定した企業に入り、老後の資金不足を補うために「貯金をした方がいいかな!」と考えて貯蓄し、「年金だけでは足りないかな?」と思い資産運用する、更には終身雇用が難しい時代だからと思い、先を考えて副業も始めた方が良いかな?と考える。
しかし、変化の時代とはかなり前から(そもそもこの手の話は、いつの時代にも必ずあると思う)話題になっていた事でしたから、メディアや読書などで聞いたり見たりすることも多かったと思うのですが、「何かを始めた方が良いとわかっているけど、何をどう行動すれば良いかわからない?」と言う方が大半ではないでしょうか?
考えて行動に移すことは素晴らしいと思う!
ただ、これだけ変化が速く、また進むべき方向も定まらない時代では、10年も20年も先を考えて行動することは難しいと言えるでしょう。
例えば10年前に今の状況を予想できたでしょうか?
コロナウィルスが蔓延していなかったと仮定しても、子供から老人までがスマホを使いこなしYouTubeで動画を見て、様々なSNSに没頭する時代。
GAFA(ガーファ)と呼ばれる超巨大IT企業が躍進している、未来を誰が予想していたでしょうか?
ひと昔前の「先見性を持って計画的に生きる」と言うのはもはや至難の業になってます。
「まわりがどうなるか?」と、ただただ不安を抱いて待っているだけでは、いつまでたっても動けません。(何故なら変化するスピードと方向性が予測不能に近いほど速いからです。ボーと不安だけを抱いているだけでは、どんどん時代が変わるので取り残されていきます。)
「これからどうなるか?」ではなく「これからどうなるといいか?」や「これからどうしていきたいか?」を考えて行動する。
未来を予想して動くのではなく、「自分が実現したい世界はどのような世界なのか?」をしっかりと考えていく事です。
何も思いつかないのであれば「今日一日を精一杯生きる」と考えて生きていけば良いのです。
10年先の未来も、今日という日の積み重ねですので今日一日をどう生きるか?の連続の先にあります。
今は「今日の成長だけに」集中して脳を使っていく方が良いのではないでしょうか?