みなさんこんにちは!
冬の寒さが本格的に感じる季節になりました。
いかがお過ごしでしょうか?
私は第三波のコロナ対策として、休日はあまり外出しない日々を過ごしています。
以前から部屋にいるときは、もっぱら読書をしているのですが、今回は、最近読んだ本の感想になります。
著者 凪良ゆう さんの「滅びの前のシャングリラ」です。
近所のスーパーに食材を買いに行った時に、同じ敷地内で大型の本屋さんがオープンしていたので、立ち寄ってみました。
入り口付近に置いてある棚の前で立ち止まったのですが、その時にこの本の帯が目に入りました。
あまり言ってしまうとネタバレになってしまうのですが、帯に書いてあってフレーズが、
「明日死ねたら楽なのにと夢見ていた、なのに最後の最後になって、もう少し生きてみるのもよかったと思っている」
なんとも悲しいけど、希望も見つかったような言葉だったので購入しました。
この作品は、とても考えさせられる内容で一気に読んでしまったのですが「人類滅亡は避けられない状況において、滅びゆく運命の中で幸せとはなんなのか?」について問われている気がして、深く過去を振り返ってみる良い機会になりました。
今年は、コロナ禍が猛威をふるっている状況ですが、「はやぶさ2」が遥かかなたの小惑星から無事帰還して、貴重なサンプルを持ち帰る事に成功したとニュースになっています。
不安なニュースもあれば、明るいニュースもある。
不確定な未来が待ち受けているかもしれませんが、希望もある事を忘れてはならないと、改めて感じる読書になりました。