山登りは仮説思考を鍛える良い練習になる
みなさんこんにちは!
今回は仮説思考と山登りとの関係について考えてみたいと思います。
例えば自分は山登りなどに興味はないけど、どうしても入りたい会社の入社試験としてどこでもよいので、山登りをしてそのあと結果報告として作文を提出しなければならない。
と言う状況に追い込まれたとしましょう。
この時あなたなら何を考えるでしょう!
①目標設定=どの山に登るか?
まずは、目標の山を見つけなくてはなりません。
この時に、いきなり世界一高い山のエベレスト(標高8849m)を選ぶ人は少ないでしょう。
チャレンジ精神は認められるかも知れませんが、無謀な事を考える人になりかねません。
おそらく、自分の体力と経験を鑑みて登れそうな山を選ぶのではないでしょうか?
よし○○の山に登ってみよう。
その時に、何故自分はその山を選んだのか?選んだ理由を簡単にまとめておくと後から振り返って役に立つかもしれません。
ここで大切にしたいのは、迷って考える時間です。
なにごとに対しても分解して考える時間は、これからの社会人生活において役に立つ場面が多いと思います。
分解に使えるフレームは5W1Hです
①いつ (山に登る日程)
②どこで(どこの山に登るか)
③だれが(自分だけか?他の人もいるのか?)
④何を(山に登るために何を考えられるか?)
⑤なぜ(なぜ登るか?)
⑥どのように(どのようにその場所に行って行動しして無事帰ってくるのか?)
文章を書く時にも、よく言われるフレームですがいろんなところで使えるフレームワークだと思う。
人は迷ったり悩んだりすると「早く迷いを振り切ってスッキリしたい」ために「まぁいいか、こっちにしょう」と言う切り捨て方をしてしまいがちです。
切り捨ては生きていく上で戦術的には効率が良い様に見えますが、人生の一番いい時間をわざわざ捨ててしまっている様なものです。
安易に切り捨てて決めるのではなく、なぜ自分は迷っているのか?迷っている理由など、自分が感じることや思うことと、しっかりと向き合って決める事が大切です。
いろんな可能性を想像して考える事は地球上の生物の中でも人類だけができる能力だと思うので、普段から鍛えておきましょう。