何が安いかというと、日本は先進国で有りながら
物価が安いので、賃金が安い!
そもそも物価と賃金は連動しているので、物価上昇が無ければ
賃金上昇も起こらないのだけれど、あまりにも長い間安い状態が
続いている。
物価が安いのはいいじゃないか?
と言われそうですが、そもそも経済は相対的なものなので
世界の経済と比べて日本だけが成長しないという訳にはいきません。
コロナショック前は、爆買いなどと呼ばれて、海外から外国人旅行客が
たくさんやって来て様々なブランド物を、大量に買っていましたが
あれは自国で買うようりも、日本で買う方が安いからです。
つまり売値が安いので、賃金も上がらない。
なぜか?利益が出なくて儲からないから!
儲からないから、賃金も安いまま!
日本の「賃金安い問題」は明確に数値で出ています。
社員の賃金比較は難しいので、アルバイトさんの最低賃金で比較
してみましょう。
世界一最低賃金が高い国、オーストラリア13.9ドル
日本円に換算すると、約1600円
2位ルクセンブルグ
3位フレンス
4位アイルランド
5位ニュージーランド
6位オランダ
7位ベルギー
8位ドイツ
9位イギリス
10位カナダ
10位のカナダが9.92ドルで日本円換算で約1140円
世界のランキングでも結構差がついています。
これはアルバイトさんの平均賃金ではなくて、最低賃金ですから
実際の賃金はもう少し高いことになります。
ありますが、平均で約899円です。
つまり1位のオーストラリアと比べたら701円の差になります。
一ヵ月の賃金の仮説を立てると、8時間✖️20日働いたとして
オーストラリア 1600✖️8✖️20=256000円
日本 899✖️8✖️20=143840円
その差は何と! 112160円です。
これはマズイ!
これを年収に換算すれば134万円の差になります。
これが現在の日本の世界から見た現状です
ヤバイと思いませんか?
それでは、また次回お会いしましょう!