前回の続きになりますが、今までのビジネスや組織においては支配型リーダーが、強い統率力を発揮して集団を一定の方向へ引っ張っていくのが主流でした。
これはまず意思決定が速いので物事をスピーディに進めることがでますので、ある程度結果が予想可能な世の中では機能していました。
しかし現在では、VUCA(ブーカ)の時代と呼ばれている様に、この先どのように変化したいくのか予測しずらい時代になっています。
時代が多様性になっているイメージでしょうか。
このような時代では、尊敬型リーダーの方が集団を導いていくには適しているようです。
尊敬型リーダーとは?
集団を支配するのではなく、支援したり後押しして周りのメンバーの特徴を生かしながら進めていくタイプです。
信頼関係が築きやすく、心理的安全性を担保しながらメンバーとの有益なコミュニケーションを生み出し、周りの人や部下の話にもよく耳を傾けることを重視するため、会話も一方通行の指示や命令にはなりません。
この事により、メンバーの一人ひとりのモチベーションの向上にもつながり、組織全体の士気も高まっていきます。
尊敬型リーダーは、部下をコーティングすることを通して自分も学びを得ていくのも特徴です。
このように従来の強い統率力で、組織を率いていく支配型リーダーよりも、部下の一人ひとりのパーソナリィティに応じて寄り添うかたちでマネジメントしていく尊敬型リーダーが多様性が求められる世の中で、まとまらない集団を率いていくには重要視されています。
しかし、今の世の中の組織を見渡してもまだまだ支配型リーダーが多い様に思います。
この先で、尊敬型リーダーに移行していけるかどうか?が分岐点になっていきそうです。
自分も含めてしっかりと学んでいこうと感じます。