世界中に新型コロナウイルスが蔓延した2020年春、ヴィヴィアン・リーチという人が書いた「新型コロナウイルスから人類への手紙」という一通の手紙(一編の詩)が話題となりました。
ご存じの方も多いと思います。
これまで人類がさまざまな「間違った行為」を行い、「間違った方向」へ突き進んできた。
それに対して、地球が悲鳴をあげ、人類に警鐘を鳴らしてきたにもかかわらず、人々はまったく耳を貸そうとはしなかった。
だから、「私」(この手紙の書き手である「新型コロナウイルス」)が人類にメッセージを送っている。
この詩の最後には「自由にコピーして、シェアしてください」と書かれていますので、最後の一節を紹介させていただきます。
私はあなたを罰しているのではありません
私はあなたを目覚めさせるためにここにいるのです
これがすべて終わったら私は去ります
どうか、これらの瞬間を覚えておいてください
地球の声を聞いてください
あなたの魂の声を聞いてください
地球を汚さないでください
争うことをやめてください
物質的なことに気を取られないでください
そして、あなたの隣人を愛し始めてください
地球と生き物たちを大切にし始めてください
何故なら、この次、私はもっと強力になって帰ってくるかもしれないから・・・
この手紙を読んで、色々考えさせられることがありましたが一番に「私たち一人ひとりが、いかに毎日を希望を持ってイキイキと生きていけることが大切」なんだと強く感じました。
しかし、生活様式が一変し様々なストレスを抱えて、不安の中かで生きている現代人には「希望を持って生きましょう」と言われても具体的にどのようにすればいいのかわかりません。
しかし、一日の中で一瞬でも「自分が気に入った瞬間があれば」少しは、生き生きと過ごせるような気がします。
それには、日常生活の中で「これはいいな」「面白いな」と感じる瞬間を作り出すことが大切になります。
どんな些細なことでも、自律神経が整うと気分が上向きになります。
心と体は繋がっているので、「元気が出ない」「希望がない」と感じた時は、まずは体を動かしてみましょう。
少しでいいから散歩する(3分でも変わります)、深呼吸をする、部屋の一部分でも片付けると気分が変わります。
これが習慣化されれば、毎日、希望を持って、イキイキと生きていける状態に近づいて行きます。