自動運転テクノロジー企業の『TuSimple(トゥーシンプル)』は、物流大手のDHLに自動運転で走行する大型トレーラーを提供しようとしているDHLは初回分として100台のトラックをトゥーシンプルに発注した。
目次
1・自動運転が現実になる
トゥーシンプルは、DHLからの受注分を含めると合計で約6900台のトラックの予約を受けており、大手トラックメーカーのナビスターと製造を行なっている。
すでにDHLは今月から、アメリカのテキサス州ダラスとサンアントニオの間で、トゥーシンプルの自動運転トラックを使用した貨物輸送を開始している。
トゥーシンプルによると、同社の自動運転トラックは現在、人間のセーフティードライバーを運転席に乗せてはいるが、年末までには人間のバックアップを受けない『ドライバーアウト』のトラック輸送を始める予定だという。
自動運転トラックはロボットタクシーよりも早期に収益を上げることが期待されており、ナスダックに上場するトゥーシンプルの時価総額は70億ドル(約8000億円)を超えている。
しかし実質的な収益を上げるのは少なくともあと1年後になる見通しである。
その他にも、トゥーシンプルは世界最大の小口貨物輸送会社であるUPSを始めとする10社以上とパートナー契約を結んでおり、先月トゥーシンプルはUPSの荷物を運ぶプロジェクトの始動から2年が経過し、16万マイル(約26万km)以上を自動運転で走行したと発表した。
同社のトラックは、時速68マイル(約109km)以下の最適なスピードで走行することで、燃料消費量を13%削減したという。
世界ではトゥーシンプル以外にも、ウェイモやEmbark、オーロラ、Kodiakなどの競合がおりその中ではトゥーシンプルが最大規模であるという。
いよいよ、世界では自動運転車が実社会で活動を開始しました。
これかも様々なものが自動化されてくると思います。
導入されてから、しばらくは不具合や不備などのネガティブニュースなども見られるかもしれませんが、そのうち世の中に浸透(スマホの様に、スマホも最初は不評だった)してゆき人々の身近に走っているようになれば、当たり前の存在になるのだと思います。
しかし、テクノロジーの進歩は更に加速していますね。
今は、トラックなどの業務用の車両から始まっていますがすぐに自家用車などの一般車にも普及して行きそうです。
近い未来では、自動車を運転する人が少数派になるのかもしれません。