エナジードリンクで取れるのは『疲労』ではなく『疲労感』です。
それを勘違いしていませんか?
師匠も走るほど忙しい!この季節 『あ〜疲れた。よしもう一踏ん張り』と、ここでエナジードリンクをゴクッと飲み干す。
さて、仕事の続きをがんばろう!こんな1日を過ごしていませんか?
でも、ちょっと待って!それ、『疲労』は回復していませんよ・・・
むしろ、疲労が蓄積されていることに気づかず、そのうちに身体がパンクする恐れがあります。
エナジードリンクは『疲労感』をとることはできても『疲労回復』とまではいきません。
『疲労回復』を期待してエナジードリンクを飲んでいれば要注意です。
栄養ドリンクとエナジードリンクの違い!
よくエナジードリンクと一緒に扱われるのが「栄養ドリンク」ですが、違いは「栄養ドリンク」は医薬品または医薬部外品に分類されるのに対して、エナジードリンクはコーラやサイダーと同様の清涼飲料水に分類されています。
医薬品は臨床データに基づいて国が承認したもので効果効能や副作用が示せます。
一定の有効成分が配合されていることから、滋養強壮や肉体疲労時の栄養補給などの効果が謳えますが、表記されている用法・用量は確認する必要があります。
では、エナジードリンクは飲んでも意味がないのか?というと、そうでもなくエナジードリンクに含まれるカフェインは軽度な覚醒作用や集中力を高める効果があります。
また人の身体に欠かすことのできないアミノ酸、ビタミン、ミネラルなども含まれているため、人によっては効いている感じをもつ方もいるようです。
しかし、それでもこの時期はなんとかして乗り切りたい!
はい、その気持ちは痛いほどわかります。
しかし、疲労のキャパを超えてしまうと、身体だけではなく‘精神面‘でも疲れが蓄積していくので、限界を超えてしまう前に思い切って休んでください。
グラスに注いだ水が、いつかは溢れ出してしまうように「疲労」も少しづづ確実に身体に蓄積しています
自分の身体を大切にしてしっかりと守りましょう!