Continued from last time・・・
それでは、前回からの続きを始めよう!
『お金を増やす』方法はシンプルに3つしかない!とお話ししましたが、具体的にはどのような方法なのか学んでいきましょう!
目次
Point 1 毎月の支出の考え方
Point 2 収入を増やすには?
Point 3 長期投資について
Point. 1 毎月の支出の考え方
毎月の支出を考える上で、何に何%かけるかという『家計のフォーマット』がたくさん出回っている。
・居住費 28%
・食費 18%
・貯蓄 17%
・水道/光熱費 ○%
・通信費 ○%
・交際費 ○%
・保険料 ○%
・趣味/娯楽 ○%
・医療費 ○%
・日用品 ○%
例えば、一人暮らしの単身者の場合、住居費にかけるお金の目安は『収入の28%』だと言われている。
ここで考えたいのは、『必要経費の予算化』である。
まず最初に予算どりするのは『収入の10〜20%は貯める』という事
手取り収入が
20万円なら『月2〜4万円』
30万円なら『月3〜6万円』
40万円なら『月4〜8万円』
これを差し引いた額で、毎月の予算を組み立てる
家賃 〇〇%
食費 〇〇%
貯蓄 〇〇%
という感じで予算を決めていく、ここで守りたいのは『毎月予算内でやりくりする事』である。
もちろん、緊急性があることが起こるのが人生なので、突発的な支出があることは想定して、緊急で使うお金はあらかじめ『別枠』で取っておく。
そうすると、必ず諦めなければならない物が出でくるが、これは未来の楽しみに取っておく、人は未来に楽しみ(目標)があれば、今を楽しく生きれる!
※Point 👉予算を立てることで、欲望による浪費を避け本当に必要な支出の管理ができる!
Point 2 収入を増やすには?
現役時代(資産形成期)に、具体的にはどう収入(お金)を増やせばいいのでしょうか?
前回でお金を増やすには3つの方法しかない。とご説明させていただきましたが、その一つ収入(入ってくるお金)の増やし方を分解していくと2つに分かれます。
Point 👉『勤労所得アップ』と『財産所得アップ』の2つです。
まず一つは『勤労所得アップ』、つまりみなさんが働いて稼ぐ給料のアップです。
しかし、これはすぐには実現できないかもしれません。
昇進(キャリアアップ)したり、働いている会社の業績が飛躍的に伸びたりしない限り(それでも厳しいかも)は難しいでしょう。
サラリーマンであれば会社の社長に『お金が足りないから、もっと給料を上げてくれ』と訴えても、『よし、わかった』とはならないでしょう。
しかし、給料そのものは上げられなくても、働く期間が長くなれば『総収入』は増やせます。
60歳で引退するのではなく、生涯現役に近づくほどお金に困ることは少なくなります。
そのためには、健康寿命を伸ばすことや認知症予防も資産形成の一つということも覚えておきましょう。
Point👉(医療費やケガの治療費を減らすことも可処分所得(使えるお金)を増やす事になる)
次に『財産所得アップ』があります。
これは、一言で言うとあなたの持っている財産(預金、不動産、車、頭脳(何かのアドバイスをした対価、コンサル料みたいなモノ)経験値)に働いてもらう。
お金に働いてもらうためには、例えば、「利回り0.05%」の個人向け国債を「期待利回り」5%ほどの世界株式インデックスに変えるなどの方法があります。
ファイナンスでよく取り上げられる「72の法則」がありますが、これは「元本が倍になる」のにかかる年数を算出する方法です。
72➗金利=倍になる期数 例えば金利が5%なら 72➗5=14.4年
約14年4ヶ月で複利効果により元本が倍になります。
おおよそですが、未来で受け取る金額の計算はできると思います。
当然ですが運用リスクは必ずありますので、元本を保証するものではありませんが、ざっくりとした概算は知ることができます。
その他に個別銘柄の見直しや、運用手数料といったコストも調べる必要はあります。
ここまでは、大丈夫だったでしょうか?
チェック👉支出(使うお金)を少なくすれば、手元に残るお金が増える。
これをうまく活用する。
チェック👉収入(入ってくるお金)には、2つある『労働収入』と『財産収入』
チェック👉労働収入は増やせなくても、財産収入は『やり方を学べば』ローリスクで増やすことができる。
チェック👉これからの日本においては、マネーリテラシーは必須科目(絶対に必要)
Point 3 長期投資
👇
ポイントは貯蓄(貯金)では無く、長期投資だという事
(本来は銀行預金などの預金は、お金の運用にあたるのだが0金利政策が長引く日本ではもはやタンス預金と変わらない)
※ここがポイント
👇
お金は元気がある時しか貯められないし、現金が育つのには時間がかかる。
貯金だけなら、日本の預金金利が低すぎてお金が増えない。
そこで、長期投資の器として登場するのが
『iDeCo』と『NISA』
この2つを利用しないと損をする
それでは 長期投資の王者
『iDeCo / NISA』について見ていこう!
iDeCo(個人型確定拠出年金)
・投資限度額
年金の無いサラリーマン、主婦、主夫 23000円 / 月
自営業 68000円 / 月
公務員 12000円 / 月
・運用益が非課税になる期間
60歳〜65歳
・節税効果 ⭕️(所得税と住民税が安くなる)
・資金の引き出し ❌(60歳まで引き出せない)
・手数料 月170円〜500円程度(金融機関によって異なる)
・選べる主な投資商品
❌ 株式
⭕️ 投資信託
❌ ETF(上場投資信託)
⭕️ 定期預金
NISA(少額投資非課税制度)
一般NISA つみたてNISA
・投資限度 年間120万円 約33000円 / 月(年40万円)
・運用益が非課税になる期間
5年間 20年間
・節税 ❌ ❌
・資金引出し⭕️ ⭕️
・手数料 無し 無し
・選べる金融商品
株式❌ 株式❌
投資信託⭕️ 投資信託⭕️ (条件あり)
ETF ⭕️ ETF ⭕️(条件有り)
定期預金❌ 定期預金❌
Point 👉 一般NISAとつみたてNISAは併用できない・・・
そこで理想は、iDeCoとつみたてNISAを併用すること
これを最大限活用して長期投資を続けていく
iDeCoが23000円、つみたてNISAが33000円で、
合計56000円
これを長期に積み立ていく、そして20年後には あなたの資産は、複利効果で
約2300万円以上に積み上がっている
老後の「2000万円足りないんですけど〜どうする?」問題は解決できる!
人生100年時代の後半戦
さぁ、セカンドライフを楽しもう!
ここまで、ご覧いただき誠にありがとうございます😊
国の制度をうまく活用して、安心で安全なセカンドライフを楽しんでください。
Let's enjoy happy life・・・
See you next agin