みなさんこんにちは!
毎日寒い日が続いていますが、風邪など引かないように暖かくして過ごしてくださいね。
今回は、社会人の学び直し『リカレント教育』について考えてい来たいと思います。
目次
1・リカレント教育とは?
2・何から始めればいいの?
1・リカレント教育とは?
リカレント教育という言葉を聞かれた方もおられると思いますが、「リカレント」とは「繰り返す」「循環する」という意味で、学校教育から離れて社会に出た後で、それぞれに必要なタイミングで再び教育を受けて学び直すことです。
もう一つ覚えておくべきは「リカレント教育」は仕事に活かす為のスキルアップや資格取得、MBA、外国語習得などの学び直してある。という事です。
残念ながら、日本では社会人になってからの「学び」については、世界的にも下位にいます。
社会人の学びでは、主に読書が挙げられると思いますが、ある調査結果では日本人の2人に1人は一ヶ月に一冊も本を読まない(ということは一年間に本を1冊も読むことは無い)と言われています。
裏を返せば、それでも日本の社会ではそれなりに生きていけるように社会全体が最適化されている。と言えますが、今まではこの最適化システムの中で守られていたのですが、2000年代に入り世界的に社会構造が変化してきているので、もはや日本型システムが機能不全になりつつあります。(すでにもうなっている)
これにはいくつか理由があり、これまでの私たちの人生は学校教育が終了した後、就職しある程度の年齢に達すれば退職し、そのあとはリタイヤ人生を楽しむ。でした。
しかし、現在では平均寿命は毎年伸びていますし(超高齢化)テクノロジーの進化により働き方や生活スタイル(多様性)そのものが変化し続けていきます。
そのような社会では、数年前や人によっては数十年前に学んだ学校教育だけでは、もはや世の中の変化スピードに対応できません。
つまりこれまでの3ステージのモデル社会から
教育期間 → 仕事期間(働く期間)1社で終身雇用 → 引退(老後)
マルチステージの人生にシフトする
教育期間 → フリーランス、会社勤め、学習探索、組織移行、ポートフェリオ型の働き方(本業と副業を複数)もはや1社で終身雇用は無理 → 引退(老後)
このように、高速で変化する社会に応じて、自らも生活スタイルを変えていく必要があります。
その為には、「学ぶ」事が必要になってくるのです。
2・何から始めればいいの?
まずは、読書がすぐに始められる学びだと思います。
文字を読むことで、脳に刺激がいきますのでぜひ始めてください。
次に、オンラインセミナーなどを受講して新しい知見や刺激をうける方法があります。
ただ、良くわからないセミナーなども多いので、文部科学省で開設・運営している「マナパス」のサイトに一度アクセスしてみてください。
社会人の「学び」について情報が幅広くまとめられているので、自分にあった講座などを探して検討してみましょう。
また、各大学機関などでも、週末や夜間の講座、一定期間に学べるオンライン講座など社会人が受講しやすい工夫もされています。
(やはり自己投資には有る程度のお金は必要)
学びのスタイルは人それぞれですが、なんとなく「今のままでは不味いぞ」と感じている人は行動に移す努力から始めましょう。
学びに遅すぎることはありません。
人間の脳は何歳からでも刺激があれば若返ることいができるのです。
あなたも手始めに「読書」からスタートしてみませんか?