皆さんこんばんは!
今日のテーマは「動(的)安定」についてです。
動的安定とはなんぞや?
読書家の方や、企業セミナーなどを受講された方の中には、それ聞いたことあるよ!
という方もおられるかも知れませんが、このテーマについて考えていきましょう。
動(的)安定とは(dynamic stability) 機械力学での定義では
平衝点にある物体が微小な変位と微小な速度に対して、単調的または振動的に成長することなく、減衰振動し漸近的に平衡点に収束していく状態、一般的に正の減衰力を持った系は動(的)安定である。
はい、動(的)安定の説明は以上になります・・・???
正直言って何を言っているのか、さっぱりわかりません。
前振りが長い。早く要点を言え💢
すみません。怒らないで😞
何が言いたいか端的に説明すると「安定するためには動き続けるしかない」ということです。
わかりやすいのは、お正月の遊びで使う「コマ回し」です。
「コマ回し」の遊びをした事がある方は分かると思いますが、コマは回転が速くなればなるほど重心が安定して、その場所に長く留まるように回転します。
逆に回転不足だと、安定せずにフラフラとしてすぐに止まってしまいます。
これを人の行動に例えると、安定する為に色々試してみたり、情報(セミナーなどの)を探したりして行動する人は何度も失敗したりして、安定していない様に見えて、実は回転がついて来ると重心が安定してきます。
逆に安定しようとして何も行動せずに(回転せずに)、その場に止まろうとする人は(静止し続ける方が難しい)かえって重心を失い安定しなくなるという事です。
自転車を例に出しても同じことが言えますが、安定するためにはある程度のスピードで前に進む必要があります。
ある程度スピードがつくと自然に安定して前に(軽い力で)進みます。
そして前に進む為には、止まった状態からペダルを一歩前に漕ぎ出す時が一番パワーが必要になります。(ここが最も難しい)
この例えのように動く(行動)ことが動(的)安定性で重心を得ることになります。
なんとなく分かっていただけるでしょうか?
人間は(生物全体でも)基本的に変化を嫌います。なぜかと言うと変化に対応する為には、ものすごくストレス(負荷)がかかるからです。
ストレス(負荷)に対処するために、脳は膨大なエネルギー(脳のリソース)を使ってしまうので、同じタイミングで生命の危機的状況になったときに対処することができなくなります。
それを避ける為に脳は本能的に変化を嫌い、行動せずに現状維持の状態で安定しようとしてしまします。
でも、新しい経験値(刺激)は生き残る可能性を高めるので、脳は幸せホルモン(ドーパミンなど)を出して行動や、情報収集をするように(メディアはここを利用する)促しますが、これも脳には情報処理のため、かなりのエネルギー消費量が必要になります。
わかりやすいのは、旅行に行く事です。
旅行(行動する)はすごく楽しい(ドーパミンがドバドバ出るので動ける)し学ぶ(刺激が多い)けど、旅行から帰ると家が一番落ち着くと感じたことないですか?
「行動なり」「学び」なりで脳の処理能力を上げる(アップデート)するしか生き残れない。
現在では現状維持(静止し続ける)ほど難しい事は無い。
なので、あなたが変化に対応するための行動ができなくても、当たり前のことなのです。
しかし過去2年で、あることが原因で状況が一変してしました。
これにより、世界が今まで薄々気がついていながら見てみぬふりをしていた、「変えなくてはならないこと」に最優先で取り組まざるを得なくなりました。
おそらく、ここまで読んでくださっている読者の方は、理解されていると思いますが「安定する為には動く(行動)するしかない」のです。
それも、「コマ回し」の様に高速で回れば回るほど重心が安定します。
とにかく、最初の半歩を踏み出しましょう。
あとは勝手に慣性の法則が、働いてあなたを次のステージへ導いてくれるはずです
ではまた。See you next time・・・