みなさんこんにちは!
今回は、昔読んだ漫画の『ORIGIN』を、久しぶりに再読してみた感想になります。
ヤングマガジンで掲載されていた作品で、著者は人気漫画家のBoichiさんです。
よろしければ、お付き合いください。
それでは早速始めていきましょう。
作品紹介
ORIGIN〈オリジン〉
西暦2048年、大陸横断鉄道でユーラシア大陸に接続された近未来の日本。首都・東京はテロと犯罪の坩堝と化していた。そして、いつしか大都会の闇に潜む、夜な夜な人間を襲い惨殺する謎の存在ーー。人間の世界に隠れ住む「人間ではないもの」とは何なのか?
そしてそれらを狩る者・オリジンとは一体何者なのか?『週刊ヤングマガジン』の連載されていた、世界が注目する希代の絵師・Boichiが描く、衝撃のSFバイオレンス・アクション。
著者紹介
〈Boichi〉
『ORIGIN』で待望のヤングマガジン初登場!SF、アクション、グルメなど幅広い分野のストーリーを緻密な絵で描く希代の絵師。フランス、イタリア、ドイツなど海外にも多くのファンを持つ。
登場人物は主人公のORIGIN〈オリジン〉と人間の仲間たち、そしてオリジンを造り出した科学者と一緒にオリジンもサポートして創り出した8体の兄弟ロボットたち。
オリジンは人間社会に隠れ住むロボットで、自分を造った科学者を「父」と呼び、父が最後に言い残した「ちゃんと生きていけ」という命令を行動原理としている。物語の中では人間の「田中仁」という名前で世界最大の巨大企業AEEに入社し、ロボット研究所に所属しながら、少しずつ人間社会に溶け込もうとしている。
しかし、オリジンが入社した巨大企業のAEEは、オリジンが「父」と呼ぶ科学者を死に追いやった憎むべき会社でもあった。
ただ、人間と同様にロボットであるオリジンもお金がなければ生きていけない。
貧乏でお金に困っているロボット。このあたりがこの作品の面白いところでもあります、ロボットであるオリジンがお金を稼ぎながら、人間社会に紛れて働きながら生きて行くにはAEEは最適の企業でもあった。
そして、裏では夜の都会に出没し、夜に紛れて人間たちを襲う謎の存在を追いかけている。
ロボットでありながら、人間よりも人間らしいオリジンの葛藤と、AIならではの超スピードの演算と論理的思考を組み合わせた問題解決能力。
そしていざ戦闘となれば、身近らがアップデートした超絶ボディを駆使しての戦いは、まるでハリウッド映画を観ているような錯覚に陥ります。
「父」が最後に言い残した言葉「ちゃんと生きていけ」その言葉に込められた真意は?
ロボットなのに人間のように悩みながら、成長していくオリジンにすごく人間らしさを感じました。
ものすごく大好きな作品なので、ご紹介させていただきました。
ぜひ、一度ご覧になってみて下さい。