みなさんこんにちは!
毎日暑いですね・・・
今回は、今年の2月に訪れた京都の奥地にある貴船神社について振り返ってみたいと思います。
京都の神社深訪「貴船神社」
京都の奥座敷「貴船」に佇む貴船神社は、清々しい緑に囲まれた古社。「縁結び」のパワースポットとして女性を中心に人気が高く、また四季折々の美しい景色を求めてたくさんの参詣社が訪れます。
夏は市街地よりもひんやりと過ごしやすいため、避暑地としても人気の高いエリアで、貴船川沿いに川床が並ぶ風景は「京の夏の風物詩」にもなっています。これからの季節に大注目の貴船神社をご紹介していきます。
私が訪れたのは今年の2月だったので、貴船神社の周辺では雪が残っていました。冷たい空気が張りつめていてとても神々しい雰囲気だったことを覚えています。
貴船神社は、全国に約500社を数える貴船神社の総本宮。天武天皇の御代・白鳳6年(677)にはすでに御社殿が造られていたという。京都でも屈指の歴史を誇る神社です。
清流・貴船川は鴨川の源流にあたり、また御所の真北に鎮座することから、”京都の水源を守る神”として歴代朝廷からも大切にされてきました。
ご祭神は
【本宮・奥宮】タカオカミノカミ=水を司る龍神
【結社(ゆいのやしろ、中宮】イワナガヒメノミコト(玉依姫命)も合祀されるといわれ、これらのご祭神が「貴船大神」「貴船明神」と総称されています。
タマヨリヒメノミコトは神武天皇の母。「黄船」に乗り、大阪湾から淀川・鴨川を遡り、源流である貴船川の上流に至り、この地に祠を建て水神を奉った、という創建伝説が伝えられています。
貴船神社のご利益としては「運気隆昌、縁結び、諸願成就」が有名です。
ご祭神のタカオカミノカミとクラオカミノカミは、ともに降雨・止雨を司る龍神様。水は万物の根源であり、清いもの。そのため、貴船は地名としては「きぶね」と読みますが、神社名は「きふね」と濁らずに読みます。清らかな水が濁らないように、と願いがあるといいます。
そして、「きふね」は「氣性根」、氣が生ずる根源の地であり、”神様の氣に触れるだけで元気がよみがえる”といわれています。この地は、清い氣が生まれ溢れる場所。清浄な空気に触れるだけでも「運氣隆昌」のご利益に預かれそうです。
またいつか、神様の氣を感じる「貴船神社」を訪れてみたいと思います。
ではまた。See you next time・・・