登山 行蔵の雑談日記

山登りが趣味のおじさんです。自分が好きな事、気になった事を雑記でつぶやいています。

【韓国ドラマ】2021年注目の韓国ドラマ!本格派タイムトラベル作品『シーシュポス:The Myth』

『シーシュポス:The Myth』

 

2020年ごろから『愛の不時着』の話題かグングン上がり、その後『梨秦院クラス』の配信が始まり、韓流ドラマブームがじわじわと起こっていました。

2021年のカンファレンスでも発表されたとうり、Netflixは韓国作品に巨額投資をしていく模様、そんな力の入った最新の配信韓国作品の中から、おすすめしたいのが超大作映画(もはやそれ以上ではないかな)ばりの複雑なSF展開を見せる『シーシュポス:The Myth』。

 

ジャンルはファンタジーミステリー。韓国ドラマではファンタジーというジャンルがつかない作品でも『トッケビ』での死神の存在や、『ザ・キング:永遠の君主』での異世界、または時を超え、幽霊など、具体的な設定以外にもちょっとしたファンタジックな要素が随所に込められ、現実離れした発想であるはずなのに、それがとても物語に引き込まれる要素でもあります。

 

少し話が変わるのですが、このドラマのタイトルになっている「シーシュポス」について見てみましょう。

シーシュポスはギリシャ神話に登場する神のひとりです。

このシーシュポス神が一番有名なのは上の写真にもある「大岩」です。

シーシュポス神はあまりいい神様ではなかったようで、自分の利益しか考えない自己中心的な神様だったようです。

 

なので、ギリシャ神話の最高神である全能の神ゼウスを欺いてみたり、死の神であるタナトスを閉じ込めてみたり、冥府(死の世界)の王である神、ハデス神を騙してみたりと散々なことをしていた訳です。

 

他の神をだましすぎたせいで、このシーシュポス神が受けることになった罰が、

奈落の底から巨大な岩を山の山頂まで上げること!

でも、この大岩は山頂まであと少しのところまで来ると、必ずその重みでまた奈落の底まで転がり落ちてしまうのです。

 

なので、シーシュポス神はまた一から奈落の底に戻って大岩を運び直さなくてはなりません。

これを永遠に繰り返さなくてはならなくなった。という神話です。

 

この話が元になって「シーシュポスの大岩」とは「終わらない苦労、徒労」という世の中の不条理を指す言葉になった様です。

神を欺いたことで、シーシュポスは神々の怒りを買ってしまい、大きな岩を山頂に押して運ぶという罰を受けた。彼は神々の言い付け通りに岩を運ぶのだが、山頂に運び終えたその瞬間に岩は転がり落ちてしまう。同じ動作を何度繰り返しても、結局は同じ結果にしかならないのだった。カミュはここで、人は皆いずれは死んで全ては水泡に帰す事を承知しているにも拘わらず、それでも生き続ける人間の姿を、そして人類全体の運命の姿を描き出した。

Wikipedia”シーシュポスの神話”より

壮大なスケールで描かれ、華麗なアクションシーンにも見応えがある『シーシュポス:The Myth』の物語は、ある天才工学者と時をさかのぼってきた戦士が永遠に繰り返される時間の中で、自分達の中のさまざまな葛藤や他の登場人物たちの思惑と目的に翻弄されながらも、今この瞬間という場面で何を考えそしてどういう決断を下すのか、そしてその決断によって自分の未来はどの様な影響を受けるのか?

 

ドラマの中で何度も出てくるセリフが、「重要なのは場所(どこか)では無い、”いつ”かだ」です。

これはおそらく、いつどのタイミングで決断するか?が重要である。と言っている様な気がします。

 

この先はぜひ『シーシュポス:The Myth』の本編ドラマをご覧になってハラハラドキドキを楽しんでください。

 

ではまた。See you next time・・・