登山 行蔵の雑談日記

山登りが趣味のおじさんです。自分が好きな事、気になった事を雑記でつぶやいています。

【生き残る戦略】ニッチ(自分が生き残れる場所)を探せ!

その時の時代や、環境によってナンバーワンも変わってゆく

善く戦うの者は、勝ち易きに勝つ者なり

孫子の兵法ー

 

」は新しい時代に生まれた、より進化したスタイルで、

 

」は古い時代のスタイルである。

 

しかし、だからと言って「」がダメだということにはならない。

 

なぜなら、もし「」というスタイルが、まったくダメだとしたら、厳しい自然界の中で生き残れず、すでに地球上から滅んでいるはずである。

 

しかし、自然界には様々な「」も「」もたくさんある。

 

これは、「」という戦略も、「」という戦略も、どちらも自然界では正解である。と言える。答えは決して一つだけではない。

 

たくさんの答えがあって良いのである。

 

ただし、環境やその時々に状況によって「」という戦略が有利な時も有れば、「」という戦略が有利にはたらくことも多々ある。

 

」という戦略が有利な場所や、時間帯や気候などの条件下では、その場所は草原になるし、「」という戦略が有利な場所には森林ができる。

 

どの戦略が優れているのかということではなく、どのような場所と条件下で生き残っていくのかが大切なことなのである。

 

自分が得意なところで勝負する。

ビジネスの世界でコア・コンピタンスという言葉があるが、「他者を圧倒的に上回る際立った能力」や「他者に真似のできないような核となる能力」を表す言葉である。

 

つまりは、「唯一無二の存在なれ」ということになるが、確かにそのような他者を圧倒する能力を発揮できればよいが、まわりの者や同業者などがしのぎをけずって努力している中で、圧倒的な力などそうそう発揮できるはずもない。

 

確かにコア・コンピタンスが戦略において最も重要であることはわかる。

では、コア・コンピタンスを持たないものはすべて滅び去ってしまうのだろうか?

 

生物生存の理論上はそうである。と考えられているのだが、見渡せばそうでないものも多種多様に存在しているではないか。

 

そう生物の世界では、コア・コンピタンスは「ニッチ」という言葉で表されるのである。

 

ニッチ(自分が生き残れる場所)を探す

ビジネスの世界では、「ニッチ」は「すき間」という意味合いで使われている。

すき間産業などという言葉もあるくらいだ。

 

生存競争が苛烈な生物の世界では「ナンバー1しか生き残れない」という鉄則がある。

 

これは、生物の「種と種の競争」の話なので、仮にAという種とBという種が同じエサ場を巡って激しく争った場合、どちらかが滅ぶまで争いは続く。まさしく死ぬか生きるかの世界である。

 

その結果として勝者(ナンバー1)が生き残り、敗者(ナンバー2)は滅亡する。

 

これが自然界の競争である。

 

この理論から言えば、自然界にはたった1種類のナンバー1以外の種は存在できないことになるが、現実にはそんなことはない多種多様な生物が存在している。

 

どうして、多種多様な生物が共存しているのだろう?

ナンバー1になる方法は1つではない

ナンバー1になる方法は1つではないからだ。

 

同じエサ場を巡っても、ある特定の生息場所だけや、ある時間帯だけ、ある季節だけ、ある季節のあるごく短い時間帯だけ、など一瞬だけならナンバー1になれる瞬間があるのである。

 

こうして、すべての生物の一番得意な場所や季節や時間帯で瞬間的にでもナンバー1が生まれているのである。

 

生物の競争は、ニッチを巡る争いであり、ニッチを見つけられなかった者や、失ってしまった者は滅びてしまうしかない。

 

つまり、上記の孫子の兵法にあるように、戦うのなら自分の最も得意とする場所や時間帯だけで戦い勝率を上げる。それ以外では徹底的に戦いを避けた方が良い。ということになる。

 

このある特定の条件下でならナンバー1になれるという戦略は、「ずらす」という戦略といえる。

 

ナンバー1になる方法は1つではないので、例えば足の速さで競うとすれば、なにも100m走だけではない。200m、400m、1000m、10000m、はたまた10m、5mかもしれない。真っ暗な中の20mでも良いし、ぬかるんだ田んぼの中でも良いし、薮の中、水中や、山の中、簡単な計算問題や、障害物走、逆立ち、などなど何か一つでも良いならナンバー1になれる方法はなんでもある。

 

自分なりの最も得意とするナンバー1になれる場所を、いかに見つけだせるかが生き残るためには最も重要になってくるのである。

 

 

ではまた。See you next time・・・

 

一つ一つの明かりの中に、同じ数だけの物語がある